チ-ム紹介

        
大分市東部鶴崎地区で、1999年7月に発足した地域着型の、ボランティア指導者により活動している少年サッカーチームです。
保護者のサッカー活動での負担を減らし、子供たちを中心に地域に根ざしたサッカークラブを目指しています。
活動としては、各種のサッカー大会・練習試合・バスハイク・親子サッカーなどの活動を行っています    

【少年期の指導】

サッカーというスポーツは「自分でプレーしても」「見ても」「指導しても」魅力の尽きないスポーツです。
その中でも、子供たちを指導する立場にある人の「指導」に対する魅力は実に大きなものがあります。
それは、指導の対象になる子供たちが、非常に未完成で未成熟ながら、将来的に様々な可能性を秘めた存在だからです。
指導のやり方が適切であれば、子供たちは生き生きとサッカーに取り組み、目を見張るような伸びを示します。

子供たちを指導する立場の一番のジレンマは、<勝利する>ことと<育てる>ことのどちらを優先させたらよいかというこてではないかと思います。
試合をするからには勝ちたい。
しかし、何が何でも勝とうとして、子供たちの可能性をつぶすようなことがあってはならないと思います。
試合をしたら勝ちたいと思うのは、大人も子供も同じです。
また、勝たせてやりたいと親が願うも当たり前です、勝てばみんながうれしい、この上ない喜びを味わうこともあります。
しかし、少年期の指導では「勝ちたいと思う子供」を育てることが大切です。
指導者にとっては、勝ちにこだわる子供、負けず嫌いな子供を育てる事が重要です。
思春期を過ぎて自立する年代になってから伸びるのは、こういう子供たちです。
自分の心の中に燃えるものを持っている子供は内発的動機付けが高いので、指導者のちょっとしたアドバイスでグングン伸びていきます。
勝利とは何かと考えるとき、また少年期における勝利の追求を考えるときに、ある有名な言葉で
「自分自身との戦いに勝つこと、それが最も偉大な勝利である」
ということに行き着くのではないでしょうか。

ドリームキッズサッカークラブでは、大多数の少年にあてはまる、サッカーというスポーツを一生の友にするための『基礎づくり』を指導しながら
スポーツを楽しみ、サッカーを通して多くの友達を作って欲しいと思います。
サッカーは、ボールを普段歩く/走ること以外ではあまり使わないところを使って行うスポーツなので、早い段階での練習が上達への近道です。
また、積み重ねの練習が必要で努力すれば、面白いように上達して行きます。

「すきこそものの上手なれ」と言うように、指導者は少年をサッカー好きにさせる事を目標に、指導して行きたいと思っています。

-記-